2008/02/29 Category : エッセイ 雪 知り合いの大学教授が今年で定年となるので、出身地に戻られるのかと思っていたら、北海道に残ると聞いて少し嬉しくなった。 北海道に引き留めたのは雪景色の美しさだという。 私も雪は苦にならない。除雪は運動だと思えるし、雪が止んだ後の輝きと澄んだ空気は都会にはないすがすがしい天の恵みと思えるからだ。 しかし、若い人のファッションが雪仕様、寒さ仕様でないのは残念だ。東京方面の読者層をねらったファッション雑誌が冬の北海道の暮らしに向くわけはないと昔聞いた。 北海道らしいファッションもあるのに、浸透しないのはなぜか、環境問題が待ったなしなのに暮らし方が変われないのに似ていると思った。色とりどりの暖かそうな衣装にくるまれた人々が織りなす、リレハンメル冬季オリンピックの開会式の記憶が頭をよぎった。 [0回]PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword